183 :ロミオ伝説|にちゃんまとめ 2016/04/19(火) 03:29:46 ID:KYr
中学3年生が全国学力テストを受けると話していて、ふと嫁と話してたことを思い出した
「嫁の地元って、みんな塾行くのが当たり前みたいな風潮だよね。今でも。俺の地元じゃ塾なんて行ってる子供の方が少なかった」
「私の地元、近い高校が新設された偏差値68の進学校か歴史ある偏差値40の農業高校しかなかったからね。どちらにも落ちると、私立でさえバスと電車乗り継いで往復二時間以上かけないと行ける高校なかったから
雨の日なんかバスこなくて親の送り迎え必須になるから皆必タヒ」
「みんな農業高校行きたくなくて勉強してたんだ」
「違う、塾行かないと農業高校さえ入れなかった」
「え、倍率高かったの?」
「違う、普通に皆アホだった。成績表に2が入ってたら農業高校でさえ厳しいのに、オール3ですら維持できない子が多かった」
「え?偏差値40でしょ?普通の公立って偏差値45くらいない?」
「私が丁度中3だった頃、全国統一学力テストだかなんかそんな名前の国が実施したテストあったの知ってる?」
「うん、弟が丁度中3で受けてた」
「そのデータが届いて、学校全体の偏差値が出たんだけど、私の学校34だった」
「え」
「一般的には公開されてないらしいんだけど、あまりに低すぎて教師が絶句して届いたデータ印刷して配ってた」
「マジで?」
「家に当時の記録残ってるよ。ちなみに私は偏差値65と出てたけど、驚くべきなのは中3が250人ちょいいて、私は学年で40番台だったこと」
「まって、じゃあ上位五分の1は少なくとも偏差が60超えてるんだよね」
「そうなる、でも学校全体だと34」
「ちなみに一番低い子だと」
「クラスで何人か一桁の子がいた」
「落差が凄いな」
「ちなみに低い子は軒並み塾に行ってない子たち。それくらい私の地元は中学のレベルが低かった」
「嫁の母校だけじゃなく?」
「両隣の町もだけど、生徒数を一番多く抱えてる中学はどこもおなじレベル」
「嫁はそんな劣悪な環境で進学校受かったんだ」
「学校の勉強なんて聞いてなかったよ、だって全科目教科書終わらなかったから」
「・・・」

公立高校でこんな劣悪な場所があると知って驚いた
俺も嫁もゆとり世代だけど、嫁の中学では中卒で専門学校に行って就職したり
中卒で家の仕事(部落があるので風イ谷とか表立って言えない仕事)の手伝いをする子もいたらしい
実際嫁と地元を歩いてた時、昔のクラスメイトと言う人に嫁が絡まれ
「うちの親父の店(風イ谷店)で働かないか。おなじ中学のヤッピーやユキノやリンカらも働いてるぞ
俺は公務員だから今は店やってないけど口はきけるからさぁ」
としつこく付きまとわれて勧誘されたこともあった
なんだか地域の闇をみているようだった