懇願

    617 :ロミオ伝説|にちゃんまとめ 2006/09/07(木) 21:10:24
    夫の兄夫婦が離婚の話し合いをするときの話。

    義兄の暴力に耐えかねて、義兄嫁さんは子供と家を飛び出したんだけど
    ウトメが学校から義兄子を拉致して軟禁した。
    義兄嫁さんと両親、義兄とウトメ、
    仲人さんと(流れは省くが)私の両親との話し合いも平行線で
    裁判か、という流れになったんだけど
    近所に住んでるわたしたちの家にいた義兄子(当時小2男子)が
    話し合いの場に行って、仲人さんに言ったそうだ。

    「お母さんは何も悪くないのに、毎日お父さんに叩かれ
    おじいちゃんおばあちゃんに悪口を言われ、本当にかわいそうなんです。
    お母さんには誰も味方がいません。だからぼくが味方になってあげます。
    だから、ぼくをお母さんの所に返してください。
    お願いします。お願いします。」

    小さい彼が大人に土下座をして、泣きながら懇願してたらしい。
    ウトメは半狂乱になって義兄嫁さんに食ってかかっていくし、
    義兄は甥を家に連れて行った夫に殴りかかってるし
    仲人さんと私の両親は止めようとして、あちこちあざを作るしで
    本当に大変だった。

    その後、義兄夫婦は離婚して子供は母親のもとへ。
    私たち夫婦もこの1件でウトメ・義兄と絶縁して遠方に引越し。
    甥とは近場に住んでることもあって、時々あってます。

    286 :ロミオ伝説|にちゃんまとめ 2016/09/11(日) 01:30:38 ID:ZDY
    兄嫁が最小限の身の回りの物とダンボール一箱を持って嫁いできたのが半年前
    物に執着せず、贅沢も言わず、仕事道具くらいしか散らかさなかった兄嫁が
    皆が寝静まった時間に何かが写ったパソコンを前にして何かを嘆いて必タヒに兄に縋っている姿を扉の隙間から見てしまった
    兄嫁「あぁ、どうしてもダメかしら」
    兄「・・・いや、私に言われても」
    兄嫁「ダメかしら、やっぱりダメなのかしら」
    兄「私からはなんとも・・・」
    兄嫁「決して心からいいよとは言ってくれないのね」
    兄「無責任には、言えないかなぁ」
    座って本を読む兄の膝に縋るようにして兄嫁が嘆いていた
    普段あんなに質素な兄嫁があれほど嘆願するような贅沢を!?
    それから数日、兄嫁があれほど欲しがるものが気になって仕方なく、先ほど兄嫁が先に寝静まったのを見計らい兄に聞いてみた
    「兄嫁さんは何をそんなに欲しがっていたんです?」
    兄はきょとんとして暫く何のことだからわからないようだった
    仕方なく数日前、こっそり見てしまったことを話したところ
    兄「あぁ・・・仕事で嫌なクレームにあってね、ストレス発散に本が読みたいのだと」
    本?思わず聞き返したら兄がこちらの疑問を先読みして答えてくれた
    兄「あの人はね、本が好きで好きで読み始めると寝食も忘れてしまうほどでね
    家のことを二の次にしてしまうからと我慢しているんだよ
    本は高いしね・・・かといって古本を買わせると部屋が本で埋まってしまうんだよ」
    そう言って兄が兄嫁のダンボールを開いてくれた
    中には本しか詰まっていなかった
    兄「兄嫁が一人暮らしの頃は小説だけでこのダンボール5個はあってね、今は嫁に来た身だからと減らしてこのダンボールに入るだけの本しか手元に置かないと決めているから」
    そんな兄嫁が読みたい小説は外伝など含め22巻から成る架空歴史ファンタジーだそうだ
    兄「前はグイン・サーガを読みたいと嘆かれてね
    良いと言ってあげたいんだけど彼女が部屋から出てこなくなるのは困るし、現実問題床が抜けてしまうよ」
    もともと兄と兄嫁は読書の趣味が通じて知り合ったので、2人がお付き合いしている頃に何度か兄の本を求めて訪ねてくる姿を見たことがあった
    兄の部屋に案内された兄嫁は朝の10時から夜の10時までトイレに立つ以外会話もかわさず本を読み耽っていた
    本を好きなだけ買ってしまうとあれが日常になってしまう
    そう考えると兄と兄嫁の心配もわかるようで、見ているこっちがヤキモキしてしまう

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