636 :ロミオ伝説|にちゃんまとめ 2006/06/15(木) 19:40:56 ID:YEnZ4YVO
こないだ電車で、ちょっと心が暖かくなったので書き込み。

平日の夕方くらいだったかな、立ってる人はギッシリではないが
まあまあいるちょい混みの車内。私は席に座って本読みに集中してた。
電車が駅に停車してドアが開いたな、となんとなく思ってたら
私の横に座ってた20代くらいのダサ真面目な感じの青年が
「起立ッッッ!!!」の号令をくらったかのように、突然バッと立ち上がった。
青年の膝に乗ってた紙袋は、彼が立ち上がった勢いで床に落ちた。
私は、ちょっとびっくりして??何?と怪訝に思い彼の視線の先を見ると
杖をついた小さくて白髪の女性.が、この車両に乗って来てた。
80歳は確実に越えてるぽい。
青年は、頑張って声を張り上げてるカンジに緊張気味のデカイ声で
「ど、どうぞ!」
と言ったけど、そのご老女はにっこりと
「あちらの優先座席に行きますありがとうございます」
と答えられ前を通りすぎて行かれた。
なんとなく青年も、私を含め他の乗客も、ご老人を見送った。
そしたら、青年は今度は「着席ッッ!!」と号令をくらったかのようにシャキーンと席に座った。
座っても、背筋が超伸びて手をギュッと握ってるwwwやべえ超かわいいコイツwwww
私は心の中で、にーちゃんGJだったよ!と絶賛しながら
床に落ちたままの紙袋を拾って、彼のドラえもんのように握ったおてての上に乗せた。
彼は微動だにせず前を見据えてグーの上に紙袋乗せたままwwww
席譲るの、そんな緊張したのかwww
君の勇気に乾杯!きっと周りの乗客もみんな、心で君にGJを送ってるよ。
だから不発だったけど、そんな固まらないでよ~~wwwと吹き出しそうになるのを耐えた。
とても、微笑ましい出来事でした。